2019/09/24 23:58
カメラのグリップストラップを試作して使ってみたのですが、手の甲を固定している為、安心感はあるのですが、操作性が非常に悪く、この状態では販売に踏み切ることが出来ませんでした。
緩めれば操作性は良くなりますが、落とす心配があるのでしっかりと固定する必要があります。
試行錯誤の末、グリップストラップに中指と薬指を通すベルトを付けてみたところ、しっかりと閉める必要が無くなり、操作性も満足いく物になりました。
調節部分は本体の上下と指を通すベルト部分の3箇所で、一度調節してしまえば脱着の際に動かす必要が無く、3箇所ともある程度緩くても外れる心配が無いので、気軽にカメラを持ち出せます。
フィンガーグリップストラップは手首をがっちり固定して手ブレを抑えるような商品ではありません。
写真を撮る時にカメラの扱いに気を使わず気軽に持ち出せる、コンパクトカメラの手首に付けるストラップのようなイメージを、一眼レフやミラーレスでも、と思い製作しました。
取り付け方は、本体のベルト穴にベルトを通し、指を入れて長さを調節します。
この時、あまりきつく閉めすぎると脱着の際に大変ですので、ある程度余裕をもって調節して下さい。
あとは本体の上のベルト部分をカメラ本体のストラップ通しに付けて、下のベルト部分は三脚に使うネジの部分を使って取り付けます。
三脚のネジにカンが付いている物や、クイックリリースプレートにストラップを通す部分が付いている物など、お好みで使い分けてください。

金具のついている方を下の穴から通していきます。

私はこの位 (装着してカメラとの間に指が入る位) の緩さで使っています。

短い方をカメラのストラップ金具に通します。

長い方にアダプターを付けて三脚穴に取り付けます。

三脚を併用する人は金具を付けずにクイックシューに。

自分は三脚直付けなのでチーズプレートを使っています。

グリップに沿って軽く指を曲げているだけです。
(ボウリングの玉を持つ感じに似ています。)

グリップに指を掛けなくても指通しがあるので落ちません。